ケチな社長も、奥さんの懇願でようやく「工場修繕」に踏み切りました。

 先日、ようやく本社の工場修繕を社長が検討し始めました。うちの社長は「ケチ」で有名なので、この先数年はないだろうと言われていました。なんせ支店とのやりとりで必要な機器が壊れても、修理するとかの発想はなく、「なければないようにやれ!」という方針なのです。以前の社長なら、ポケットマネーから社員の負担を減らしていたのですが、社長が亡くなってからはその方針が一転、自分の欲しいものは購入しても、社員の負担を減らすためのものには無頓着なのです。そのため、100鈞で購入する要らないものは増えるけれど、必要なものは、いよいよ必要不可欠な状況にならないと回ってこず、あちこちの支店で支障を感じているのでした。 

 そんな社長ですから、工場内が随分古く、使い勝手が悪くなっても改善が見送られてきたのでした。勿論、今回の「工場修繕」も即決だったわけではなく、あちこちから見積もりを発注させて、その中で最も懇意にしてくれる所を選んだ感じです。工場の環境は最悪で、冬はとびきり寒く、夏はムシムシするのに加え、社長の意向で本社は事務所含め全体エアコンなどは使いたがらないという、二重苦です。ここには社長の奥さんも勤務しているので、社員一同、奥さんからの懇願であった可能性も高いとみています。やはり女性の心を動かすのが一番ということです。